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AI検索の回答に企業名が出るかは「自社サイトが根拠に使われるか」で約7倍の差 AIの引用120万件を分析【LLMOチェキ調べ】

株式会社Itera(本社:東京都新宿区、代表取締役:武藤 尭行)は、AI検索での企業の言及・引用を計測するツール「LLMOチェキ」の計測データをもとに、ChatGPT、Gemini、Perplexity、Claude、GoogleのAI Overview・AIモードの回答に含まれる引用を分析しました。

直近30日だけで、AIが回答の根拠として示したWebサイトの引用は120万件を超えています。AIの回答で自社名が挙がる割合は、自社サイトが根拠に使われているかどうかで約7倍の差がありました。一方で根拠の95%以上は自社以外のサイトであり、使われやすいサイトはAIサービスごとに大きく異なりました。

調査結果サマリー

  • 自社サイトが根拠に占める割合が5%以上の企業は、AIの回答に名前が挙がる割合が平均32.3%。0%の企業(4.7%)の約7倍
  • AIが示す根拠のうち企業の自社サイトは1〜3%にとどまり、95%以上は第三者サイト
  • Perplexityは直近30日でPR TIMES(約1.2万件)とnote(約1.1万件)を突出して根拠に使用
  • 90日間に公開された160本の記事のうち50本(31%)がAIの根拠として使われ、初めて使われるまでの日数は中央値14日
  • 同じ企業の45日間の変化では、Geminiで平均2.3ポイント、Googleの「AIモード」で平均7.5ポイント、名前が挙がる割合が低下

調査の背景

生成AIで情報収集を行う行動が広がっています。当社が2026年7月から8月にかけて実施した調査では、日本語のGoogle検索897クエリのうち86.5%でAI Overviewが表示されました。

AIの回答に名前が挙がらない企業は、比較の候補にすら入らない可能性があります。そこで、企業名の言及と、AIが根拠に示すサイトとの関係を、実測データから分析しました。

結果1:自社サイトが根拠に使われる企業は、名前が挙がる割合が約7倍

自社サイトが根拠全体に占める割合ごとに、AIの回答に企業名が挙がる割合の平均を集計しました。

自社サイトが根拠に占める割合企業名が挙がる割合(平均)
0%4.7%
0〜2%18.7%
2〜5%20.3%
5%以上32.3%

わずかでも根拠に入っている企業は、まったく入っていない企業の約4倍でした。この傾向は全AIサービスに共通しています。

なお、これは相関関係を示すものであり、因果関係を証明するものではありません。

結果2:根拠の95%以上は第三者サイト。使われやすいサイトはAIごとに異なる

AIが示す根拠のうち、企業の自社サイトは1〜3%にとどまりました。残りは第三者サイトであり、その内訳はAIサービスごとに大きく異なります。

  • Perplexity:PR TIMES(約1.2万件)、note(約1.1万件)が突出
  • ChatGPT:厚生労働省や自治体などの公的機関、食べログなどの大手ポータル
  • Claude・Gemini:一休、ホットペッパー、Retty、オズモール、mybest、ITトレンドなどの予約・比較サイト
  • GoogleのAI Overview・AIモード:Google自身のサービス(Googleビジネスプロフィール等)とYouTube

海外で重視されがちなWikipedia、Reddit、G2は、いずれのAIでも数十件程度の引用にとどまりました。

結果3:公開した記事の約3割が、約2週間でAIの根拠に

90日間に対象企業が公開した160本の記事のうち、50本(31%)が根拠として使われました。初めて根拠に使われるまでの日数は中央値14日、最短2日です。

反応が早い順にClaude、Perplexity、ChatGPTでした。GoogleのAIモードでの使用は20件にとどまっています。

結果4:何もしなければ、名前が挙がる割合は下がる

同一企業の45日間の変化を平均で見ると、次のとおりです。

AIサービス変化(平均)
ChatGPT+1.8ポイント
AI Overview+2.0ポイント
Claude−2.2ポイント
Gemini−2.3ポイント
AIモード−7.5ポイント

Claude、Gemini、AIモードでは低下した企業数が改善した企業数を大きく上回りました。AI側で根拠に選ぶサイトの傾向が変化していると考えられます。

企業がとれる対応

  • AIが根拠として使える自社ページ(実績の数値、料金、よくある質問など)を用意する
  • Perplexity向けにはプレスリリースとnote記事を活用する
  • GoogleのAI向けにはGoogleビジネスプロフィールの整備とYouTubeを活用する
  • Claude・Gemini向けには予約・比較サイトの掲載情報を充実させる
  • 定期的に計測し、低下したAIサービスに対応する

▼ 調査の詳細はこちら https://llmocheki.com/blog/llmo/aisearch26dokujicyousa

代表取締役コメント

「AI検索では、検索順位のような単一の指標を追うだけでは済みません。今回のデータで、AIサービスごとに根拠に使うサイトがまったく違い、しかもその傾向が短期間で変わることがわかりました。

企業に必要なのは、自社がどのAIで、どのサイトを経由して紹介されているのかを把握することだと考えています。当社は計測データを継続的に公開し、AI時代の情報発信の判断材料を提供してまいります」

調査概要

  • 調査名:AI検索の言及・引用傾向に関する実測分析
  • 調査主体:株式会社Itera(LLMOチェキ)
  • 調査対象:LLMOチェキで計測中の約250プロジェクト(店舗ビジネス中心)
  • 対象AIサービス:ChatGPT、Gemini、Perplexity、Claude、Google AI Overview、Google AIモード
  • 調査期間:直近90日(根拠サイトの分析は直近30日、変化の分析は同一プロジェクトの45日間)
  • 備考:数値はすべて実測値です。対象に店舗ビジネスが多いため、予約・口コミサイトが上位に出やすい構成になっています

本調査の引用について

出典として「LLMOチェキ調べ(株式会社Itera)」を記載いただければ、引用・転載は自由です。

「LLMOチェキ」について

AI検索での自社の言及・引用を計測し、改善まで実行できる国産ツールです。ChatGPT、Gemini、Perplexity、Claude、Google AI Overview、AIモードなど8つのAIエンジンを横断し、自社・競合が回答に登場する割合と、根拠に使われたサイトを日次で計測します。

  • 料金:月額29,800円(税別)〜、初期費用0円
  • 無料トライアル:7日間(カード登録不要)
  • 無料診断:URLを入力するだけ・登録不要

▼ LLMOチェキ https://llmocheki.com/

この記事の初出:prtimes.jp